「TAROの塔」
あけましておめでとうございます!
年末っちゅうことで風邪っぴきなのに飲み続けもはや風邪なのか二日酔いなのかわからないけどフラフラしたままなのは確実で、年を越してしまいました。
その間せっせとハードディスクにたまっていたものをひたすら観て消化していたのですが、今さらだけどNHKでやっていたドラマ「TAROの塔」が傑作でした。
僕は高校出た後すぐ西麻布で3年間新聞配達していたのですが、青山の岡本太郎邸も配っていて、毎月集金の時は敷地内に入って、トシコさんに直接新聞代いただいてました。
ドラマに出てくる屋敷の中と常磐貴子のトシコさんがまんま記憶通りだったので、そういう意味でも面白かった。
太郎さんが亡くなった時もちょうど集金時だったのですが、バタバタしていて誰も僕の対応できなかったので、こりゃ歴史的な一日だ、と勝手に屋敷の中にドサクサ紛れにずんずん入ったら「こら、だめよ勝手に入ったら」とトシコさんに見つかり怒られました。
というわけで寺島しのぶの岡本かの子がすごく良かったので久々に「巴里祭」を読みながら(結局)ひとり飲んでいます。
良い正月です。
今年もよろしくお願いいたします!
neo junction
なんだかブログ随分空いてしまった。
この間、いろいろありました。
先日開催した『Fragment』×『大津波のあとに』『槌音』
ありがたいことに満員御礼でした。
来ていただいた方ありがとうございました。
また来ていただいたのに入場できなかった方、申し訳ありませんでした。
またやらせていただければ、と考えています。
以下記事に取り上げていただきました。
http://www.tokyo-fashion.net/content/Article/JPentertainment/3569.shtml
1ヶ月くらい前に、仕事帰り撮影現場から近かったので前から行きたかった友人ののぎすみこさんの展示会にふらっと遊びにいった。
そこで、映像作家の大木裕之さんを紹介してもらった。
お会いするのは初めてだが、作品はもちろん学生のときから観ている。
衝撃的な作品ばかりで、当時度肝を抜かれた。
「今日、この後、別の場所で僕の未公開作品の上映会あるけど君来る?」
と誘われた。
初対面だが昔から観ていた作家の方からの誘いを断るようなヤボなことはしないオレです。その後の遊びの予定をキャンセルして大木さんと一緒に電車に乗ってneoneo坐に行った。
そこに山崎幹夫さんがいた。もちろん学生時代よく作品観させていただいてこっちは勝手に知っている。
上映会自体は告知も少なかったようでお客さんもあまりいなかったが、終わったあとその場にいた数人みんなで飯を食った。で、初対面の人しかいない中で「オレの映画はほとんど誰も観てないですが面白いですよ」と恥ずかし気もなく言ったら、じゃあこのメンツで上映会しようという話になって、イベントやることになりました。出会って約3時間。大木さんの忘れ物をバイクで届けに来たのぎさんもその場で巻き込んで。
12月20日(火)19時
neoneo坐
大木裕之が開催する“neo junction”。
http://www.neoneoza.com/program/neo_junction.html![]()
いや、特に第2部、こりゃかなり豪華ですよ。そんな感じで決まったイベントにしては。
一番良かった90年代のイメージフォーラムフェスティバル行ってた人にはたまらないと思う。
この中でまったく違うカテゴリーの自分が上映させていただくっていうのが客観的に面白い。
酒飲みながらわいわい観るって感じのゆるいイベントでしかも上映作品がヤバ過ぎる(おそらく僕のが良くも悪くも一番ポップです)のですがご興味ある方は是非。
まぁ映像観ながら忘年会する感覚です。おそらく。
予約通し券がお得!!
ちなみにご飯はすごく美味しいです!
http://www.neoneoza.com/program/neo_junction.html
電車の中での話
けっこう混んでいて僕は座席の前に立って本を読んでいた。
隣には80代と思われる女性。
僕らの前に座っているのは中学生と思われる女の子3人組。
ギャルっぽい感じではなくごく普通のいい子な感じ。
おしゃべりに夢中だ。
隣の老婆はつらそうな表情を浮かべている。
3駅分ずっと考えていた。
女の子たちに、おばあさんに席を譲ったら、と言ってみることを。
しかし、女の子たちからしてみたら私たち楽しくおしゃべりしているだけなのになんで突然知らないおっさんにそんな事言われなくちゃいけないのよ、ということになるだろう。
それ、おっさんの押しつけじゃね?と取られてもおかしくないし、実際そうかもしれない。
周囲の人たちに見られて彼女たちの尊厳を傷つけるかもしれない。
そうなるとやっかいだ。
老婆も自分から発信していないのにそういったやりとりの中心になる事は望まないだろう。
う〜む。
しかし、
「ねー、おばあさんつらそうだからさ、席変わってあげたら」
と真ん中に座っている女の子の耳元で周囲に聞こえないくらいの大きさで思わず言ってしまった。
女の子たちはおしゃべりをやめた。
そして、怒っているような悲しんでるような顔でそれぞれ困惑しはじめた。
立つ気配はない。
そのまま1駅分が過ぎた。
僕は本を読むふりをして彼女たちの様子をうかがっていたがずっとそんな調子だったので、僕がいる事で行動に移せない(大人に言われた通りにする私たちじゃないぜ!的な)のかもしれないと思い、隣の車両に移った。
なのでその後彼女たちにが席を譲ったのかどうかわからない。
自分の行動が正しかったのかもわからない。
昨日、視覚障害者のおっさんと2人で温泉旅行に行ったのだが、電車で移動中、彼は前に座っていた人に席を譲られた。
しかし、後で僕に、
「電車の中で白杖持って席の前立っているとみんな譲ってくれるけど、おれ目が見えないだけで足悪くないから別にいらねーのになー、といつも思う」
と言っていた。
中学生の時、前に立っていた60代くらいの女性に席を譲ろうとしたら「失礼ね!私そんな歳じゃないわよ!」と怒鳴られたことがあったので、それ以来、それらしき人がいると黙って降りるフリとかして席を立つようにしてたのだが、先日、慶応大学の岡原教授が「それは一番最悪。コミュニケーションが欠如している。その人に『座りますか?』と聞けば良い事」というような話をしていて、そういえばキリンジの兄貴の方もそんなこと言ってたなぁと思い、さっそく実践したら思った以上にスムーズだった。
何を言いたいかよくわからないが、限定された場所での他人とのコミュニケーションは相手を見て判断したりめんどくさいけど必要なことなんじゃないかしら、という話。
余談だが、高校生の時、東西線で通学している途中、強烈な視線を感じて隣の車両を見るとまったく面識のない小柄で薄汚い格好だが非常に端正な顔をした中年の男がじーっと僕を見つめていた。その男はわざわざこっちの車両に移動してきて僕の前に立った。小柄な僕よりも小柄だった。間近で見るとその体型とアンバランスなくらい彫りが深いハンサムだった。
「あんた、ウサギみたいだ。よく言われるだろう?」
と突然彼は僕に言った。
意味が分からないがちょっとからかおうと思って、
「たまーに言われます、卯年なもんで」
と適当なことを言った。
すると、
「彼にちゃんとそれを報告しとくよ」
とその男は言ってまた隣の車両に戻って行った。
まったく意味が分からなかった。
一緒にいた友達が、
「誰?お前の叔父さん?」
と間抜けな事を言ったが無視した。
次の週、日曜日に映画を観に銀座線に乗ったら、隣の車両にその男がいた。
僕を見てニヤニヤしていた。
気持ち悪かった。
デヴィッド・リンチの映画みたいだ、と思った。
今考えると「ロスト・ハイウェイ」のミステリーマンっぽい。
オチはないです。
その後まったく会ってない。
HOTPARTICLE
地震の直後以来ほとんどブログを書いていなかった。
特に意味はないのだけど、なんとなく。
ツイッターやらつぶやきやらフェイスブックの方がお手軽だし、とかもあんま関係ないと思う。
結局、あれから変わったことをガツンとした実感のないまま、何もなかった顔して仕事したり遊んだりしている。
未曾有の事態なのにフワフワした日常をなんとなく受け入れて生きている。
そろそろそれらを描かないといけないな、
と思っていたところで、先日、劇団ミナモザの「HOTPARTICLE」という舞台を観に行った。
その舞台に出演している以前僕のイベントで司会をやっていただいた外山弥生さんからのお知らせだった。
ミナモザは以前から知っていてとても興味があったがまだ観た事がなかった。
主催の瀬戸山美咲さんは7年くらい前に知人が監督したあるインディーズ映画でご一緒させてもらった。彼女は主役を演じ、僕はスタッフではなく彼女を尋問しあの遠藤憲一さん(!)を捕まえる刑事役でなぜか出演していた(どうでも良いがほんと酷い演技だったと思う。もう人前で演じたりするのは2度とやらない)。
それ以降、瀬戸山さんとはばったり深夜のコンビニで会ったくらいで特に付き合いはなかった。彼女がやっているミナモザのチラシを何度かどこかで見てテーマ的に興味があるな、と思っていたけど観に行く機会がなくそのままだった。
なぜこんな事を書くかと言うと、つまり僕は瀬戸山さんの事をよく知らない、ということで、それがこの舞台を観る上で個人的により楽しめた要因でもあったと思う。
「HOTPARTICLE」はここ半年の瀬戸山さん自身の物語だ。
ドキュメンタリー舞台と言っても良い。
地震→原発が生活を変化させたことを根底に、彼女が地震発生時、彼氏と一緒にいて、でもその彼氏はその直後被災地出身の元カノとよりを戻したり、瀬戸山さんの10年ほど前に別れた後も友人として長く付き合っている元カレとの関係、友人だけど微妙な間柄の舞台役者との関係などもコミカルにみせながら彼女は「産めなくなる体」になる覚悟をして『原発』に会いに行きそれを舞台作家として作品を制作する、その過程を描いている。
瀬戸山さんはじめ実在の人物を別の役者がそれぞれ演じている再現ドキュメンタリー的な舞台。
こういう私小説的手法はいままでも映画や漫画でいくつか観てきたが、舞台もいくつかあるんだろうけどで僕は初めて観た。
舞台でこの手法をやるのが珍しいからやったのではない(と思う)。
だいたいにおいて作家が自分自身について描くものは僕はナルシズムがプンプンして反吐が出る事が多く好きではないものが多い。
自分自身を滑稽に描けば描くほどそのナルシズムが表に出る。
それがなんとも嫌いだった。
が、「HOTPARTICLE」はまったく思わなかった。
これしかなかったのだ。
この未曾有の事態を今、正確に描くには。
地震の後、僕のまわりでも被災地に撮影しにいったり、そのものを映画化したりする人が多く、来年はけっこうな数の作品が公開されると思う。
それは全然悪い事ではないと思うし、できる限り観に行きたいと思っている。
でも僕は被災地に行かなかったし撮影しようとも思わなかった(正確に言うと自分の意志ではなく仕事の関係で4ヶ月前に一度行った。そのことはまた別の機会に)。
僕のリアルは生活している東京にしかなかった。
自分自身のリアルを通して対峙しないとこのことは語れないと直感的に思った。
なので3.11当日からひっそりと撮影を開始した。
ちなみに5年前に公開した「Fragment」は9.11以降の変化を自分自身の見える実感を映画化しようと思って制作した映画で評価とかどうでも良くてやはりそういうカタチじゃないと僕は残したいと思わない。
そういうことで瀬戸山さんが「HOTPARTICLE」を制作したことがとてもシックリきたのだ。
勝手に解釈しているだけかもしれないけど。
後半、瀬戸山さんを演じる佐藤みゆきのほぼ独り舞台で、それは圧巻だった。
「こんな小さな、しかも東京の劇場で原発の事を声高に叫んでも意味がないんじゃないか?」
というような台詞があり、続けて
「でも、私はジョン・レノンになりたいんだ。バカみたいで恥ずかしいけど」
と言うのだが(すみません、正確ではないけどこういう意味合いでした)、そこまで突き抜けてのたうち回っていることを描いているのは清々しかった。
青さと熱さのギリギリの攻防。
勢いでやってしまったけど、これに意味があるのか?
こんなんで世界を変えれるのか?
ジョン・レノンになれるのか?
自問自答しながら、でもやらずにいられなかった。
それで良いと思う。
「原発」に会いに行くのもそれを舞台化することも。
僕は自分の上映後トークイベントなどで、
「なぜ社会的テーマの映画なのにあなた自身のメッセージを入れないのか?」
といった質問を以前よく受けることがあり、それに対して答えていたのが、
「入れない事自体がメッセージと考えていて、もちろん自分の意見があるけど、それを描くのは自分のスタイルではない。それを入れたところで世界が変わるとも思えないし。ジョン・レノンでさえ世界を変えれなかったんだから」
というようなことだった。
今思うと、クールぶって自意識過剰なヤツだなーと思う(ジョン・レノンって言ってる時点で意識してるんじゃねーか!)。
そんなことはすっかり忘れていたが、
ジョン・レノンになりたい!
と素直にのたうち回る瀬戸山さんを観てドキッとした。
ということでうまくまとめられたかわからないが、とにかくここ数年で一番グッときた舞台だった。
真っすぐだし意味があるし、なによりエンターテイメントだった。
これを面白いということを不謹慎とか言うヤツ、お前が不謹慎だ!![]()
地震の前、女子二人とのどうでもいい日常
地震の2週間ほど前、僕は仕事で原発関連のドキュメンタリーを撮っていた。
岐阜にある地下300メートルの核廃棄施設を原子力発電所が多い福井県の中学生たちが見学しその後討論するといった内容のものだった。
地下施設から出た後中学生たちと一緒に着替えながら、なんとなく聞いた。
近くに原子力発電所がある日常について。
「爆発したらオレら終わりや。ウチは半径20キロ圏内やからオレらもう外出られへんやろーなー。まーしょうがないわ」
その言葉がたった数日後、リアルに感じることになるとはその時はまったく考えもしなかった。
編集がちょうど終わるくらいの時に地震が起こった。
その日から僕らの日常は静かに少しずつ変わって行って、まだ終わりが見えない。
このことはまたいずれ書くかもしれないが、その撮影の前日のどうでもいい話。
岐阜での仕事の一日前に名古屋にひとりで前乗りした。
僕は小学校3年生まで名古屋から電車で30分くらいの町に住んでいた。
引っ越ししてからそこを一度も訪れたことはない。
せっかくなんで26年ぶりに行ってみようと思った。
ちょっとメランコリックな感じになるかなぁ、と。
行って驚いた。
僕の記憶とびっくりするくらい変わっていなかった。
山と町が交じったいわゆるニュータウン。
住んでいた団地に行った後、よく遊んだちょっと大きめの公園に行った。
そこの正式名称は「○○西公園」だったが、カラフルなアーチ型の大きいジャングルジムが中央にあったので当時みんな「虹公園」と呼んでいた。
虹公園には当時の僕と同じくらいの小学校3、4年生の男女の子たちが10人ほど遊んでいた。
懐かしいなぁと思って見てると、ボールが飛んできたので、男の子に投げ返した。
するとその子が、
「あの〜、おじさん、誰のお父さんですか?」
と聞いてきた。
「誰のお父さんでもないよ。26年前にここら辺に住んでいたから懐かしくて見てたんだ。ねぇ、今でもこの公園って虹公園って呼ばれてるの?」
「はい、虹公園です!」
などという会話をしてたら他の子供数人集まってきた。
「なになに、このおじさん誰〜!!」
あ、なんか、ヤバいかな。
知らないおじさんだもんな、おれ。
「このおじさん、昔ここ住んでたんだってよ!」
「え〜ほんと〜!?」
と言ってる間に全員集まってきたので、昔よくやったこの公園の傾斜を利用したオリジナルのゲーム「ロクマムシ」を思い出し、それ知ってる?と聞いたら知らないなにそれ教えて!というので戦場カメラマンのマネをしながら教えた。
バカ受けだった。
で、
「おじさん、一緒に遊ぼうよ!」
と言われたので、
「あのさ、今さらだけど、おれ知らないおじさんだよ。変態かもしれないよ。いや、もちろん違うけどさ、お母さん見たらどう思うよ?心配するだろ?」
と言ったのだが、
「大丈夫だよ。おじさん、なんか面白いし。変態だったらみんなで叫ぶから!ねー!!!あそぼー!!!あそぼー!!!」
と全員に言われた。
なぜか、おじさん、大人気。
ということで遊びました。
全力で。
小学校3、4年に交じって35歳のおっさんが。
端から見れば完全にアウトです。
いや、でも、なんつーか楽しかったのです。
小学校3年のとき遊んでた場所でそれくらいの子と当時の遊びをする。
そりゃ楽しいに決まっている。
まーおそらく東京じゃこうはいかないんだろうな。
郊外の町だからなのか。
で、しばらく遊んだがハードすぎて、おじさん息切れ。
子供は体力あるうちに作った方が良いって言うがよくわかった。
時計を見ると、予定よりもだいぶ遅れている。
昔通っていた小学校や空手の教室、秘密基地を作った山道などもっと見たいところがあるのだ。
「悪い、おじさん、ちょっともう行くわ」
「え〜!!!!え〜!!!!」
悪い気はしない。
が、おじさんは行かなくてはいけない。
もっともっとの大合唱を背にして、子供たちと別れた。
1時間後、僕はいろいろ寄り道した後、昔通っていた小学校の校門にいた。
と、
「おじさ〜ん!!!」
という声が。
さっき一緒に遊んでいたうちの女の子2人がこっちに走ってくる。
「え〜、うそ〜、信じらんない!また会えるなんて!!」
と言われた(マジです)。
「おじさん、今からどこ行くの?」
「いや、ここの小学校に昔通っていたから入ろうと思って」
「私たちここの生徒だよ」
「ほんと?じゃ、おれの後輩なんだね」
女子二人組は学校を案内してくれた。
こちらもほとんど記憶と変わってなくてビックリした。
校庭を歩いていたら、女子二人組がそこにいた初老の男性に走りより、
「教頭先生〜!!このおじさん、昔、ここに通ったんだって!」
と僕の説明をした。
「あ、こんにちは。そうなんです、26年前にいまして。怪しいもんじゃないです」
と怪しい感じで挨拶してしまった。
教頭先生はニコニコして
「どうですか?26年前となにか変わってますか?」
と僕に聞いた。
平和すぎるぜ、この町。
小学校を出た後もいろいろ回ったが女子二人組はなぜか僕に着いてくる。
「おじさん、わたし荷物持つよ」
「いや、いいよ」
「持ちたい!」
なぜか荷物を持ってもらう僕。
スーパーなどがある広場に出たとき、急に甘い記憶が蘇った。
「あ、おれ、ここでバレンタインのチョコもらった!」
と思わず口に出して言ってしまった。
「え、おじさん、モテるの?」
「そこそこモテたよ。だって3個もらった」
「見栄はってるんじゃないの〜、というか3個ってそんなに多くないじゃん!」
なにこのやりとり?
集合団地のエリアに入った。
「ねーねー、おじさん。今から私たち友達のうちでゲームやるんだけど一緒に来る?」
「いやーそれはさすがに無理でしょ」
「なんで?」
「想像してごらん(イマジン風)、知らないおじさんを君たちが連れてきた時の友達やそのお母さんの反応を」
「大丈夫だよ〜」
なにが?!
と、荷物を持ってる子がダッシュで目の前にあった団地の階段を駆け上がった。
友達の家はそこだったようだ。
マズい!
追いかける僕。
「荷物、返しなさい!」
友達の家だと思われるドアの前でピンポンを連打する僕の荷物を持つ女子。
友達のお母さんが出てきた(おそらく同世代)。
そして目が合った。
・・これはなんとなくヤバいだろ。
が、そのお母さん、昼寝中に起こされたみたいで機嫌が悪く、僕の存在まったく気にせず
「もう、チャイム何度もならさないでよ!!!」
と女子にキレてすぐに引っ込んだ。
どうやら約束していた友達はいなかったようだ。
なんかわかんないけど危なかった。
団地を降りてバス停向かう。
そろそろ引き上げる時間だ。
相変わらず女子二人組は着いて来る。
子供の頃近道に使っていた野道を歩く。彼女たちも近道として使っているという。どんだけこの町は変わってないんだ、と思う。
「ねーおじさん、結婚してるの?」
「してないよ」
「したことある?」
「一緒に長く住んでたことはあるな。だいぶ昔に」
と、脇から飛び出た針金にパーカーのポケットが引っかかってハデに破れた。
「あ〜破れちゃったよ〜」
と言ったら
「おじさん、ひとりなんだから自分で裁縫できるようにしとかなくちゃダメだよ!」
・・女子はやっぱなんか言う事がませてます。
野道を抜け、よく映画を観に行った公民館の前を通り、切手が趣味だった奴についって行ってまったく興味がない切手を何枚か買った記憶がある郵便局を通り、よく戦隊もののヒーローショーを観た大きなデパートに着いた。
ユニクロやスタバが入っていて、さすがにやっと時代を感じた。
そこの前のバス停でバスに乗り僕は駅まで行く。
「おじさん、もう行くの?」
「うん、次のバスが来たら行くよ」
「なんか記念にちょうだい」
なに記念?
あげるものがないので、どうかと思ったがジュースとチョコレートを買ってあげた。
女子、大喜び。
「まー今回は特別だけど、知らないおじさんからもの買ってもらったらダメだよ」
まったく説得力がない。
バスが来た。
「おじさん、わたしたちいつも虹公園で遊んでるからまたこっち来たら公園によってね!」
と彼女たちは言い、僕はバスに乗り込んだ。
女子二人組はバスが出るまで手を振るのかな、と思いきや、もう背を向けて走り去っていた。
平和な日常の一片。
昨日から今日までの個人的な流れ
地震発生からほとんど一人で過ごしている。
前日のアップリンクのイベントがまさかの超満員だったので気を良くして朝まで飲んだ(そのさらに前の日のベロアでのイベントも平日なのに150人の動員で、どちらか来ていただいた方には本当に感謝です)。
昼前に起きて仕事の編集を家でしていたら、大きな揺れが。
本、DVD、CD、フィギュア、食器などが宙を飛ぶ。
あっという間に凄まじい状況に。
夕方から会うはずだった一緒に仕事をしている方から今日はやめておきましょうと携帯が繋がらないのでツイッターのDMで連絡が来る。
その時点で僕はせっかく編集終えそうなので、バイクで五反田まで行きますよ、と書いて返信しようとしたところで、向こうが難しいということになり、なくなった。
その後のことを考えればそうしておいて良かった。
かなり荒れている部屋の中で編集中、大きな余震にビビってパソコンとハードディスクだけリュックに背負って外に飛び出す。
家の目の前の病院にたまたま勤めてる最近知り合った看護士の友達も飛び出していてバッタリ。
病院に勤める看護士ほとんどが念の為に今日は病院に泊まるからひとりだったら良かったら来る?と誘ってくれた。
ナースに囲まれて一晩過ごすのも悪くない、などとヨコシマな気持ちを抑えつつ、なんとなくお断りした。
ツイッターを見つつ、本当は今日中に出すはずだったモノと次の日出す仕事の編集を2つ同時に進める。
最近、こういうやり方がなんとなく効率がいい。
(勝手に)手塚治虫な気分。
風呂桶に水を溜める。
ウチは246通り沿いにあるのだが、目の前を帰宅難民者が大勢通る。
まるで「宇宙戦争」だ。
運が悪いことにこんな状況なのに風邪をひいた。
喉がめちゃくちゃ痛いので、ホットコーラにチューブの生姜を入れて飲む。
少しマシになった気がする。
カバンにパソコンとハードディスク、携帯を詰め、いつでも逃げれるように用意して寝る。
朝になって、今日出演予定していた「サラヴァ東京」で行なわれるイベントの中止の連絡が来る。
続いて明日、お台場で撮影予定だった仕事の中止の連絡が来る。
トマトとタマネギとツナのクリームパスタを作って食う。
異常に美味い。
近所のスーパーに買い出しに出かける。
原発がヤバいという情報でテレビを見る。
最近一緒に仕事をしている教授が解説員として出ている。
先日岐阜に行ったのは原発に関するドキュメントの仕事で、そのことでその教授とは一昨日ベロアのイベントの前にも会っていたばかりだ。
枝野長官の会見を見て正直少しホッとしたが、いろいろ考える。
何がホントなのかの見極めはこの状況では難しい。
東北の状況がだんだんわかってくる度に胸が痛い。
涙が出てくる。
明日から停電の可能性があるという情報を知り、ホントかどうかわからないがなんとなくご飯を炊いて、おにぎりをいっぱい作った。
まだ喉が痛いのでホットコーラを飲む。
なぜかずっとゆらゆら帝国 『アーモンドのチョコレート』が頭の中のテーマ曲。
いろいろガツンとやったります
来週怒濤のイベントラッシュ。
しかもその間、ドキュメント仕事2本作らなくては行けない。
どーなっちゃうの??
というわけでみんな来てね ♡
↓
・3月9日(水)
青山「VELOURS」にて行われる『FILM MAKERS!!!』。
「チャットモンチー」などのPV作品で知られる宇野心平さん、エヴァンゲリオンのREMIX映像などで知られるVJ・TOOWA2さんと一緒に映像作品×DJ×VJなイベントになります。
僕は『マイノリティとセックスに関する2、3の事例』上映&久々に自分でもVJします。 ![]()
![]()
受付で「佐々木の友達」でゲスト1000円(1ドリンクオーダー)になりますのでお気軽に遊びにきてください!
20時スタート。
http://www.velours.jp/party/?m=20110309
※つぶやきでも書いたんだけど。なんか海外でやってるとかいう女性映画プロデューサーとかいうのが急に参加することになり
「自分らはレベルが違うので君たちの映像を霞ませちゃうから申し訳ないですが」
と僕らのものを観ないで言ってきたので、正直いますげー楽しみなんです。
いやーマジで「海外でやってる」ってことでカンチガイしちゃうバカがたまにいますが、まさにその典型です。
日本人のクセしてガイジンに同化して日本人をナメてるバカ。
当日100%恥かかせて潰すんでお楽しみに!!
・3月10日(木)
渋谷アップリンクにて『キリトル』×『Fragment』。 ![]()
早いもので『Fragment』が公開されて5年。
ありがたいことにいまだに上映させていただいています。
今回は田中情監督『シンクロニシティ』公開記念イベント第1弾としてやらせていただきます。
トークゲストに作家・狗飼恭子さんをお招きします。
19時開場/19時半開演
1600円(1ドリンク)
http://tyo-m.jp/archives/7052
・3月12日(土)
「SARAVAH東京」にてショートフィルム映画祭の審査員やります。
映像作品を出していただいても遊びにきていただいても楽しいと思いますので是非。
19時スタート。
Adv. 1800円(+1drink order) Door. 2300円(+1drink order)
http://www.saravah.jp/tokyo/schedule/log/20110312.php
チンポム→ジャン・ヤン→LINE→SF
先日の上映イベント「SF」来ていただいた方、ありがとうございました。
おかげさまで大盛況でした。
4年経ってもこうやってたくさんの人に観ていただき、その前で話ができるというのは幸せだなぁ(雄三)とつくづく思いました。
一緒に上映させてもらった卜部監督他「scope」組の皆さんありがとうございました!
当日朝から仕事で、しかも自分の確認ミスでもう一本別の仕事も入っていて、元彌ばりのダブルブッキング(古い!)をなんとか調整して,綱渡りでこなし、そのままアップリンクにギリギリ入りました。
おまけに前日まったく一睡もしていなかったので、けっこうキマった状態でのトークだったので、なかなかヤバい感じが面白かったのでは、と思います。
その前日の9日、知り合いの舞台演出家から「今やってる、チンポムの展示みた?観たらいいよ。清澄白河の無人島プロダクションで11日まで」とだけの簡単なメールをもらい恥ずかしながらチンポムがなにかも知らなかったんだけど、時間もあったし無人島プロダクションの場所以外あえてなんにも調べずふらっとひとりで行きました。
清澄白河は初めてで良い感じの下町。
気持ちもよかったので、少し散歩した。
なんか平日の昼間フラフラ歩きながらビール片手に下町詮索している35歳の自分はロクでもないけど、これはこれで悪くないと自己弁護しつつ無人島プロダクション到着。
http://www.mujin-to.com/index_j.htm
入り口から入るとお化け屋敷のように真っ暗闇でなにも見えないので、一回でて出口から入ったらおねーさんがでてきて「入り口からお願いします」と言われたので「いや,真っ暗でなにも見えないんです」と言ったら「そういう主旨なんです」と。
ちょっと不安気な顔していたらしく、それを見たおねーさんが「暗いの苦手ですか?私,一緒に行きますか?」と言われたので「い、いや、大丈夫です!」とスタスタ暗闇に戻って,一回コケてやっと入れた(暗いのは入り口だけ)。
こういう展示って文章で説明するのもヤボなので、ざっくり言うと「ハジ君」と言う視覚障害者の若者をモチーフにチンポムという現代アートのチームが作品をいくつか制作したものがこの企画。
で、チンポムは「原爆ドーム上空ピカッ」問題で知っていたことを思い出した。
http://www.webdice.jp/dice/detail/1103/
展示自体は小規模だけどなかなか面白かった。
映像作品の予告もあって、最近のアートなちょっと笑えるドキュメンタリーだった。
後で調べたらガンダーラ映画祭にも参加してるみたいで、つまりそっちの方向な作品です(説明が雑ですみません)。
せっかく清澄白河来たので,近くの「江戸資料館」に行き(意外とあんま面白くなかった)、その後無人島プロダクションのおねーさんに勧められた「いくつかギャラリーが入ってる町工場みたいな古いビル」に行く。
マジでこんな所になんかあるのか、と不安を抱えつつおそらくこのビルか?と思う所に到着。よく見るとNYチェルシー近辺のギャラリーが密集したビルに雰囲気が近くてちょっとワクワクした。
で、確かにそのビルだった。
http://www.surfcom.jp/eveve/fukagawa/fukagawa04.html
そのギャラリーの内のひとつでジャン・ヤン監督の「忘却と記憶についての短い物語」という短編実験映画を観る。
なかなか面白かったが意味がよくわからなかったので続けて2回観た。
その後、渋谷に移動しアップリンクに打ち合わせに行ったら、バッタリ「今、僕は」の竹馬監督と会う。その直前にある用件のメールをもらっていたので、なんかタイムリー。ついでに竹馬君も交えて打ち合わせしていたら,その横で今アップリンクで公開中の話題の2作「アヒルの子」「LINE」のチームの方々が打ち合わせしていて、挨拶させてもらう。
その2作の配給のO氏は2年くらい前に「Fragment」×「バックドロップクルディスタン」(O氏配給作品)のイベントでご一緒させてもらったことがあったが、なぜか野球の話をした記憶しかない(僕が阪神ファンでO氏が広島)。
この再会した時も「新井まで取ってスミマセン」が僕のひと言目だった。
せっかくなのでそのまま「LINE」を観させてもらい、終わった後ずうずうしく打ち上げにまで参加させていただいた。
「LINE」
http://line.2u2n.jp/
監督である小谷忠典さん(←イケメン!)が主人公なのだが、その行動と心の動きを追っていて、それはほとんど説明もなく急に飛ぶ。そのそれぞれの記号を観客が見つけて繋げて行くとひとつのLINEになる、というのが面白い。
あとやっぱセルフドキュメントの場合、監督がイケメンとか美人じゃないと画が持たない、もしくはなりたたないんじゃないかとか考えてしまった。
いや、セルフドキュメントは本人に無自覚でもどこかナルシズムの要素がなければ撮れないと思うので、それを観客に納得させるのはそういうことなのかなぁと(まぁこれはいち映画ファンの僕の勝手な意見ですが)。
まだしばらくやっているのでご興味ある方は是非!
終電ギリギリまで打ち上げに参加して、そのまま家に帰ったら別件仕事の編集修正がいきなり来ていた。
マジか。。
しょうがないので徹夜で作業。
で、冒頭に戻ります。
なかなかハードな2日間でした。
SF
早いもので「Fragment」がロードショー公開して丸4年です。
相変わらず細々とですが上映しています。
で、来週またやります。
今回は今年ロードショー公開し追加上映を繰り返し最終的に記録破りの大ヒットとなった近未来社会派映画『scope』と2本立てです。
いや、マジで『scope』だけでも必見ですぜ!
あ、あと僕の来年公開予定の新作断片映像も上映します! ![]()
「SF」〜『scope』×『Fragment』〜
日時:9/10(金) 18:30開場/19:00開演
◇19:00〜『Fragment』上映
◇20:40〜『scope』上映
◇22:10〜 両監督によるトークショー
料金:2作品+トークショー¥1,800(1ドリンク付)
1作品+トークショー¥1,000(1ドリンク付)
場所:渋谷アップリンクファクトリー
http://www.uplink.co.jp/factory/log/003690.php
『scope』
http://www.film-scope.com/
『Fragment』
http://www.fragment-movie.com/
上映イベント日の9月10日(金)は、アメリカ同時多発テロ「9.11」の前日です。
もうあれから9年です。
というわけで上映後トークイベントではあの事件についてのディスカッションもする予定です。
『Fragment』は9.11についての映画なんですが、4年もやってるといろいろ言われることがだいたい決まっていて、
「どこが9.11の映画やねん」
「というか日本は、9.11関係あらへんやないか」
「9.11に対して主人公のヤツの行動はナメとるんやないか?!」
というのが多いです、9.11関連の批判は。
(ちなみに関西弁はなんかイメージです。僕、元々関西人なので)
そういう方に是非もう一度観て確認していただきたいなぁ。
なぜ、僕があえてこういう手法で描いたか。
もちろん「映画」なので万人に受け入れられるとは思っていなくて、正しいとか正しくないとかもなく、ようはこういう記録映画があってもいいんじゃないか、と。
褒められる為に映画作ったわけではなく自分が観たい今までにないスタイルのドキュメント映画をただ作りたかった。
自己満足と言われればそれまでです。
ただ、自分は映画が好きなので自分が観たいということは他の映画好きも観たいだろうと、そんな単純な発想です。
そういうワケで4年経っても僕の最初に考えていた記録映画としての完成度は色褪せていない、とまったく懲りずに思っています。
いやーそれにしてもマジで長くやれてほんと良かったです。
今まで来ていただいた方、観ていただいた方本当にありがとうございました!
ということでご興味ある方、『scope』だけでも観たい方、僕のトークだけ聞きたい方(笑)是非お待ちしております!
日常
なんかtwitterばっかやって日記全然更新していない。
と言いつつ良かったらフォローよろしくお願いします。
http://twitter.com/mktsasaki
ここ数日のまとめ。
自分のどうでもいい日常をさらすのもアレですが、まぁたまには。
・仕事ですげー久々に上石神井に降りる。高校生のとき付き合ってた年上の彼女が上石神井にひとり暮らししていたので当時よく通った(もう17年も前だ!)。
高校の公衆電話から授業の合間によく電話していて友達に「シャクジー、シャクジー」とからかわれたり、いろいろ思い出してメランコリック。
その彼女と数年前にばったり電車で再会して、その後年賀状のやり取りだけしているけど、2年おきに子供が増えている。
・仕事の後、高田馬場の駅前で福島拓哉さんと待ち合わせる。
この駅前で上記の彼女と別れたこと(15年前!)や○○本系○○社の男3人にいちゃもんつけられ壮絶な殴り合いの喧嘩したこと(10年前!)を思い出してまたもメランコリック。
すげー若かった。
去年の東京国際映画祭で上映され話題を呼んだ福島さん監督「アワ・ブリーフ・エタニティ」が10月公開。
http://www.p-kraft.com/obe/
そのチラシを受け取り、3年ぶりくらいに行ったnicoで飲む(マスターが覚えていてくれて嬉しかった)。
ということで「アワ・ブリーフ・エタニティ」、また近々情報載せるので是非観ていただきたい!
とてもメランコリックな映画です(ってここに繋がる!)。
・次の日仕事後の夕方、「国道20号線」の脚本家であり撮影も担当した相澤虎之助さんにバイクを修理してもらう。
バイクにかなり詳しいので先日相談した所、じゃあ俺が見るよ、とさらっと言ってくれたのでずうずうしくお願いさせていただいた。
わざわざ部品を遠方まで行って手に入れてくれてたり、とにかく格好良い漢です。
新作「サウダーヂ」の話もいろいろ聞く。
もうすでにいろんなところで噂にはなっていた撮影最終日の「事件」について詳しく教えてもらう←おそらく伝説決定。
公開がマジで楽しみです。
http://www.saudade-movie.com/
ガリガリ君食べながら、やっぱ80年代のウォルター・ヒルは最高ってこと、いまのところ今年N01は「バッド・ルーテナンド」ってことが一致して握手して別れた。
久々に乗るバイクは気持ちが良かった。
夏の夜は特に最高。
・バイクを家に置き、ゴールデン街に。
書籍編集者の尾形誠規さんと飲む。
尾形さんが執筆した「美談の男」を読み終わったばかりなので感想を述べさせてもらう。
「美談の男」はあの袴田事件の裁判官だった熊本典道さんの実像を焦点としたノンフィクション。
http://kumamoto.yoka-yoka.jp/e473614.html
普段,このジャンルはあまり読まないんだけどすげー面白かった。
原一男の「全身小説家」を観終わったときの感触に近い読後感だった。
なんだかんだで何軒かハシゴした後、最終的になぜかカラオケが歌えるバーに行き、そこのマスター含めて朝までおっさん3人(50代、40代、30代)のみでカラオケを歌うというかなりシュールな状況に。
これがすげー楽しかった。
おれ、ミッシェルガン、ジュリー、キャンディーズ、オザケン熱唱(かまってちゃんもマリーズもなかった・・)。
10時間くらい休みなくガンガン飲んでいたので(煙草やめてから酒増えた)もうベロンベロンでどうやって帰ったかあまり記憶がない。
・次の日、二日酔いのまま起きて、仕事を少しして前田弘二監督「婚前特急」初号試写を観に行く。
前田君は以前「裸over8」で一緒だったり、2人で特集上映やったりという付き合いで身近で最も才能を感じさせる人の一人。
吉高由里子、杏、加瀬亮、青木崇高、榎木孝明(浅見光彦!)、そして浜野謙太(サケロック!)という多彩すぎるキャスト。
宇野祥平、吉岡睦雄を始め、今までの前田組オールスターも出ている。
これだけですげーボリューム感。
このキャストすべてがまったく無駄なくそれぞれが緻密に活かされている。
すんげー面白かった。
声を上げて笑ってしまった。
ボリューム満載な物語なのに胃もたれがまったくしないのはテンポの良さだけではない。
このそれぞれ一癖あるキャラクターたちにいちいち共感しちゃうのだ。
傑作。
主演の吉高 由里子はほんと魅力的。
あんなにイイ感じで原チャリ乗りこなす子に悪い子はいない、って思わせるリアリティ。
ヘップバーンより良い!笑
公開は来年春の予定。
http://eiga.com/buzz/20100815/1/


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