ダイアログ・イン・ザ・ダーク
現在進行中の視覚障害者を題材にした作品の参考を兼ねて「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」に行った(いままで全然知らなかったが、外苑前のおなじみタンバリンギャラリーのほぼ向かいにあった)。
http://www.dialoginthedark.com/
視覚障害者2名によるアテンドで、約90分「完全な闇」の中を8人ほどのチームで冒険するイベント。
面白かった。
この体験で視覚障害者を理解できたとは到底思わないけど、自身の「視覚」と「コミュニケーション」についてはなんとなく理解できた気がする。
これはどう説明したってピンと来ないと思うのでご興味ある方は是非体験していただきたい。
個人で来る人もいるみたいだが、だいたい友人と何人かで来て、そこでいくつかのまったく知らない人たちのグループと主催者側に組まされひとつのチームになる。
僕は男の友人と行ったのだが、チームの他の人たちはみんなカップルだった。カップルで来るのが多いみたいだ(僕らは暗闇の会話の中で一応「おれらカップルじゃないですよ」と言っておいた)。
面白いことにチームの人たちとまったくの他人なのにイベント終了時にはものすごく仲良くなってる。たった90分で。顔も見えないのに。
まだ微妙な関係で初デートだと言う若いカップルの女の子の方に「長く付き合うなら彼みたいなタイプだよ!」と知り合って90分なのに余計なアシストしておいた(彼の方は「あざ〜〜〜す!!!」と喜んでくれた)。
まぁそんなこんなでいろいろ活動してるうちに最近視覚障害者の知人友人も増えたのだが、遊んでると時々感覚がズレる。
昨年、その内のおっさんと1泊温泉旅行に行ったのだけど、朝まで部屋で二人で飲みすぎてベロンベロンに酔っぱらって、さぁ寝るぞ、という時に思わず、
「電気消しますか〜?」
と聞いたら、
「どっちでもいいよ〜」
とおっさんは答えた。
そりゃそうだ。
というわけでテーマは、
視覚とコミュニケーション。
ケニアに行ってきましたよ。
1月中旬から11日間ケニアに撮影で行ってました。
何の撮影とかはまだアレなんですが3月くらいにはちゃんとお伝えできます。
4カ所、ナイロビ、ニャフルル、マサイマラ、ナイバシャ。
道はかなり悪く、何時間も延々ジェットコースターに乗ってるようなような車移動でした。
まー
でも、とにかく、素晴らしい国でした。
自然と動物と一緒に共存している。
シンプルだけど初めての体験。
人々が皆ポジティブに生きている感覚。
今まで10数カ所いろんな国に行ってきましたが、今までで一番良かった。
最高です。
もう一度行きたいな、って現地の人に言ったら、一度アフリカに来た人はみんなそう言うと。
おそらくそれはアフリカが人類発祥の地だからみんな戻りたくなるんじゃないか、と。
とても納得しました。
だってなんか懐かしく心地よかったから。
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