インド
インドから帰国しました。
東京→上海→成都→崑明→カルカッタ→ハットゴビンダプール→カルカッタ→ケンドリー→ハットゴビンダプール→カルカッタ→崑明→上海→東京。
中国は帰りは乗り換えのみですが、3週間でかなり移動しました。
行きは上海のヤバいホテルで一泊した後崑明に向かっていたらまさかの天候不良で、成都に緊急着陸。
僕以外全員中国人の100%マイノリティを堪能しつつ、航空会社が用意したホテルにまったく知り合いではない中国人のおっさんと勝手に相部屋にさせられ、一晩過ごす、という幕開け。
で、さらにやっと着いた崑明で14時間待たされ、ついにインド上陸。
初インド、とにかくヤバい体験でした。
撮影していた内容も超面白い。
詳細はまた!
基本的に旅の途中ずっと絶好調だったんですが(食い過ぎでまさかの3キロ太りました)、ケンドリーでのジョイデブメーラー(10万人規模のバウルたちの音楽祭)終了した夜に、突然高熱が出てしまいました。
常に数人で寝泊まりしていたので、バタバタしていると迷惑だし僕自身もめんどくさいだろうと思って、余ってる藁と土の小屋を借りてひとり移動しました(他のみんなも別の土壁や藁葺きの家に宿泊)。
そこで熱が出たらよくやる逆に汗かいて下げる作戦(厚着して寝袋に入りサウナ状態にして汗かいて何度もTシャツを変える)を一晩中やっていたんですが、なんか東京のひとり暮らしの家でやってることをインドの山奥でひとり藁葺きの小屋でやってるのが面白いなーと思えて来て、また小屋の外からは祭りの余韻でまだいろんなところから勝手に演奏会やっていてその音もとても心地よくてなんかこの状況を記憶に残したくて熱で朦朧としながらニヤ二ヤしてこの写真撮りました(次の日、汗まみれのTシャツ干したのもついでに)。
もちろん次の日には下がっていて全然大丈夫だったんですが、なんか完全に個人的な思い出はこれくらいなので、とりあえず。
あ、あとついでにケンドリーでのもう1エピソード(ちょっと汚いので気になる方は読まないでください)。
インドではカルカッタでもハットゴビンダプールずっとシャワーなくてお湯もでないので基本水浴びだったんですが、ケンドリーではさっき書いた通り素敵な藁と土壁の家に住まわせてもらっていて、外に共同の簡易トイレと簡易水浴びスペースが併設してありました。
ある日、井戸でバケツに水を汲み、水浴びスペースに入ろうと並んでいたら、前に並んでいたフランス人(とても珍しい)が、入った途端、
オー!!!!
と顔をしかめて飛び出してきました。
なんだろうと思って入ったら、まさかのウ◯コがその水浴びスペースのハジにありました。
マジか‥‥
おそらく誰かがトイレスペースが混んでいて間に合わなく、やむなくやってしまったのでしょう。
こりゃ俺もここで水浴びは無理だな‥‥と思いましたが、インドではもしかしたからたまにあることなのかもしれない。
郷に入れば郷に従えというし、日本人だからといってこれを拒否したらダサいんじゃないか?
フランス人は逃げた。
さあ、俺、どうする!?
というワケでウ◯コを横目に水浴びを済ましました。
まー別に触れるわけでもないし、ドロだと思って気にしなければ全然大丈夫でした。
さっぱりして出て行くと入れ違いにインド人が入って行きました。
ギャー!!!!
と言ってインド人、飛び出してきました。
え・・・?
その後、ちょっとした事件になり(小学校でよくある風景的な)、あそこで水浴びした唯一の人間ということで僕は「勇気ある日本人」という称号をいただきました。
やはりインドでもあれはない、ということでした(当たり前だ!)。。
写真の裸の男の子は仲良いサドゥ。
彼の左後ろにあるのがそのトイレと水浴びスペースです。
オレンジのバケツの前にいる裸の男性がいるのが井戸で、ここでバケツに水を汲みそれぞれトイレなり水浴びに使います。
インド行ったことをある人には常識ですが、トイレで紙は使いません。
自分でバケツに水を汲んでオケでケツを流して洗います。
食べ物は右手で、不浄なものは左手で、ってのを3週間実践しました。
まぁ慣れるものです。
さっき
3週間ぶりに紙を使いましたが、ちょっと感動です。
まぁまだまだ面白いエピソードは山のようにあるのですが、またそれはどこかで。
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