騒音
京都のロックバンド「騒音寺」のライブに誘われて観に行った。
渋谷クアトロにて(今年なんだかんだでけっこう行っているなー)。
初めて観たんだけどすげー楽しかった。
ん〜なんて言うのか、この感じ!
70年代に影響された90年代文化から生まれた「ロックンロール」。
そのど真ん中で育ったのでたまりません。
そんなにロック小僧でもなかったけど、やっぱ普遍なものはカッコイイわ。
独特の(「関西」なんだけど大阪とも神戸とも微妙に違う)京都な感じもすごく出ていて面白かった。
ライブ途中で、なんと「頭脳警察」のPANTAさんがゲストで登場!!
「コミック雑誌なんかいらない」を熱唱!!
すげー燃えた!!
初めて生PANTAも観れて興奮した帰り道、最初にPANTAの存在を知ったときのことをなんとなく思い出した
(お下品かもしれないので、お食事中の方、そういった話が苦手な方は読まないでください)。
高校生の頃、なんかの雑誌で読んだ田口トモロヲの話(そこそこ有名な伝説)。
パンクバンド「ばちかぶり」のボーカルだったトモロヲは、「頭脳警察」のPANTAがライブ中、公開オ○ニーしたことに影響され(もうこの時点で高校生の僕にはなにがなんだかわかりません)、
「じゃあ、おれたちはゲロだ」
ということで、毎回『ゲロ』という曲の最後にメンバー全員でゲロを吐くことにしていた。
(なんで??)
そんなことを繰り返していたらあるライブハウスの店長に「ゲロ吐くの禁止」と(当然)言われ、一応「わかりました」と言ったけど、なんだか悔しくなって、ゲロじゃなきゃいいんだろ!ってことで、ライブ中、ステージ横に電子ジャーでご飯を炊き、その中にウ○コをするというパフォーマンスをした。(おえええええ!!)
ものすごくハイになっていたので、ウ○コした瞬間、一番前の黒人の客が唾を吐いて出て行ったことしか覚えていない。
というほぼ童貞だった高校生にはワケの分からない世界を知り、好奇心からとりあえずばちかぶりと頭脳警察っていうのを聴いてみよう、というのが最初のキッカケです(しかしまさか、この田口トモロヲっていう人がこの数年後に大河ドラマに出てさらにそのNHKの看板ドキュメント番組で有名になるってまったく予想なんてできないよな〜)。
とまぁ相変わらず話が脱線気味なんですが、とにかく今日はすげー楽しかったです!
いやーこの脈々と何ものにも流されず紡いで行く反骨ロック!!
ライブなんて仕事やなんやで行き慣れているはずなのに、まだ耳がキーンとしています。
こんなのすげー久しぶり。
さすが「騒音」寺!
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