ボーダー、ウィリアム害虫駆除野郎
・「鉄割アルバトロスケット」の中島くん(&中島弟)とデニーロ×パチーノの「ボーダー」を観に行った。
基本お互い映画は一人で観る派なのだが、中島くんとは15年前の初対面時に「ヒート」のデニーロとパチーノの攻防戦のモノマネ(僕がパチーノ。身長的に)で盛り上がった仲だけに、これはさすがに一緒に行くか!ということで。
いやー「ボーダー」、日本に来るのが2年も遅れ、しかも俺たちの2大スター共演なのにシネパトス公開という、信じられない待遇のためこりゃそうとう酷いだろう、と思っていったが、けっこう楽しめた。
だって、デニーロとパチーノが同じ画面に収まっているんだよ!!(「ヒート」の時は同画面共演はなし)
共演が、ブライアン・デネヒー、ジョン・レグイザモ、(おそらく弟マークよりギャラが安いから)ドニー・ウォルバーグ、(なぜか)50セントという泣かせる面々。
内容はまぁアレですが・・オタク的には満足できました。
ということで上映後、劇場にあったデニーロ×パチーノの等身大パネルでお互いを撮りあう30代半ばの二人でした。
・先日、その中島くんが鉄割の番外編とも言うべき二人芝居「ウィリアム害虫駆除野郎」に出演したので観に行った。
二人芝居の相手は前田弘二作品でおなじみの宇野祥平くんという縁がある舞台だったのだがこれがホントにすげー面白かった!!!
作・演出はもちろん戌井昭人さん。
僕は鉄割を初上演の長編「王将を撃て」から観てハマったのだが、戌井さんの待望の長い作品(通常最近の鉄割は短い作品を40本ほど上演するスタイル)でものすごく楽しみにしていたが期待を大きく上回る舞台だった。
タイトル通りバロウズなテイストに、「ブレードランナー」や「未来世紀ブラジル」、はたまた「ゴドーを待ちながら」まで彷彿とさせる世界観が繰り広げられ、それをシンプルな舞台装置、たった二人の会話劇で完全にオリジナルな観た事もない空間が静かに炸裂していた。
いやー凄いもん観たわ。
鉄割アルバトロスケット
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